昨晩、どうしても読みたくなった本
きょうもずいぶん冷えますね。
こちらは昨日の夕方、急に吹雪になりました。
今朝、外を見ると、屋根に積もっていたり、道のあちこちが凍結していたり。
いまは日差しがまぶしいほどで、雪の後らしい空模様です。
みなさんのところはいかがでしょうか。
昨晩、どうしても読みたくなった本があります。
「きみなんか だいきらいさ」 文・ジャニス・メイ・ユードリー
大好きだったのに、もういまは嫌い。
そんな気持ちになったとき、大好きだった分、嫌いに向く反発もより強くなるものです。
強がってみせたり、意固地になってしまったり。
そういうことって、大人だってあると思うのです。
もちろん、私自身も。
本書の中で一番好きなのは、
怒った子どもがおともだちに「さいならあ!」と言い放って別れるシーン。
挿絵のふたりも、ほんとうに怒った顔をしているのですが、
それがとても愛らしくて、ほほえましい。
自分のことも、相手のことも、ほほえましく思うことができたら楽なのに…と思います。
固まった心に、絵本は風穴を開けてくれるものですね。
きょうは、雪降る夜に、読みたくなった紹介でした。
では、午後からも温かな日差しが届きますように。
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